pleasure R18指定!!観覧にはご注意! 〜16〜 目を開けるともう見慣れた天井があった・・。 「ルルーシュ?!」 ルルーシュが目を開くと心配そうな声を上げるスザクの声・・。その声で今までの事を思い出す・・。 ルルーシュの目にツンと痛みが走る・・。 「ス、・・ザク・・」 起き上がりスザクを見つめる 「どうしたの?ルルーシュ??」 優しそうな表情・・心配してくれている事がわかる・・それにルルーシュと呼んでくれている・・なのに・・なのにとても・・悲しい・・。 スザクの問いには答えずにその自分と変わらない背丈だが逞しいといえるその体に自分の体を預けるように突然抱き付く。 「っ・・え・・?!」 突然な行動に座っていたスザクの大勢が崩れる 「スザク・・抱いて欲しい・・」 消え入りそうな声で伝えるとスザクの顔に困惑が表れる・・それもわかる・・今までが今までだ・・突然自分からこんな事言ったら不審に思うだろう・・でも・・。 「お願いだ・・スザク・・」 スザクの顔を両手で包みながら唇が触れるほど近い距離で囁く・・ 「ルルーシュ・・?どうして・・」 言葉の端からルルーシュはスザクにキスをする・・ついばむ様に・・・・愛おしそうに・・・。 スザクがルルーシュにそうされて体に熱をともさないわけがない・・頭の中ではどうしてとか、体は平気なのか、そう思っていたが求められる事の喜びで・・何も考えられなくなっていた。 ********************** 白い肌は桜色に染まりスザクの上でゆらゆらと動いている。そのあまりにも淫靡な様子にスザクはいつもより早い高まりを感じていた そしてルルーシュは今まで見た事ないくらい乱れてて・・でもそんな様までも綺麗で・・そしてどこか儚く感じた・・。 「ルルーシュ・・!も、う・・」 少し切羽詰まったような声にルルーシュがスザクをみてふわりと微笑む・・その微笑にスザクは心臓が止まるような思いをした。 初めてルルーシュの意思でスザクへと見せた笑みは今までの誰よりも『綺麗』だった・・。 そして高みにあった身体がその刺激に耐えられず中に熱を放つ・・。 「っつ・・」 「ん・・はっ・・あんんっ」 2人の体が熱によって震える・・ そしてまだ収まらない熱がスザクにまたやってくる。 「ごめん・・ルルーシュ・・!」 そういって体勢を起こし今度はルルーシュを下に組み敷く 「ふ・・・っああっんっ・・!」 イったばかりの敏感な体に強い刺激が与えられ声が荒げられる 「ルルーシュ・・・ルルーシュ・・」 口に、体に・・・唇を落としながら『名前』を口にするスザク。 「スザ・・んっ・・も、いいから早く・・・!」 中でその形を取り戻しているスザクを締めながら早くとせがむ・・その行動は何かを埋めるように・・満たすように・・・。そして忘れないように・・・。 急かされる熱と頭ではどうしてという思い・・そしてこの違和感・・ルルーシュを抱いているのに・・何かつかめない儚さ・・。 ルルーシュ自身を感じたくて奥へ奥へと進む熱・・。 「あぁ!!んっ・・スザクっ・・スザクっ・・!」 声が頭に響くほど甲高い声・・乱れる身体がさらに妖艶に見える・・奥を突いている自分の頬を掴みルルーシュ自ら口付けてくるその様子に煽られると同時に何か満たされる・・こうやって求めて欲しかった・・でも今は何か違う気がする・・気持ちが・・見えない・・・。 そんな事も高まる熱に流される・・・ルルーシュの意思を伺う前に・・流れていく・・。 「(スザク・・スザク・・熱い・・自分の身体も・・お前の体も・・このまま・・ずっとこのままならいいのに・・つながって・・溶け合えればいいのに・・)」 快感で出る涙と共に切なさの篭った涙も一緒に溢れ出る・・その涙さえも愛おしそうにスザクが舐めとるように舌を這わせる・・スザクは優しい瞳で自分を見てくれている・・『ルルーシュ』を見てくれている・・だから・・その事実があればもう十分だ・・。 満たされる喜びで体が開放される・・・深く・・深く・・沈んでいく。 ***************** 「(ルルーシュ・・急にどうしたんだろう・・)」 乱れきって落ちてしまったルルーシュ。また気を失って布団に付しているルルーシュの髪に指を通しながらスザクが思う。 いきなりルルーシュの様子が変わったのでてっきりゼロの方かと思った・・でもあれは絶対にルルーシュだった・・・。何かあったのか・・やっぱりルルーシュにもちゃんと話さないと・・・ そう思いながらルルーシュの隣に体を横にする。その顔に笑みを浮かべて・・ 「愛してるよ・・ルルーシュ」 100216 修正。 |