恋人缶 注意!!今回R18指定!!でもぬるい・・? 〜恋人缶4〜 もう何時間こうしてルルーシュの体を貪っているのか・・・ 白い肌には赤いしるしが無数についていて、その体には汗とは違う少し粘着質な液が所々についていて・・もうそれは自分が放ったものか、ルルーシュが放ったものかわからないくらいで・・はじめはやさしくできていたと思う・・・でも、ルルーシュの肌理細かい肌に触れるたびに自分の中で抑えきれない欲望が溢れ出し・・・薄い綺麗な形の唇に吸い付けばその魂まで吸い出してしまいたいほどに食らいついしまい・・・そして自分を受け入れさせるために快感と苦痛をあたえてしまう・・・。 「す、ざ・・・!も、もう・・っ!!」 耳では聞こえているルルーシュの制止の声は頭では理解されずその快感反応を示している体に何度も・・何度も・・自分を刻み込むように抉り込む。 「ごめん・・・ごめんルルーシュ・・」 自分が抑えられないセックスは初めてだ・・とても戸惑っているし、驚いている・・でもルルーシュに触れたくて、ルルーシュを感じたくて・・もう何回も謝っている。 謝るたびにルルーシュはスザクの頭の後ろに手を回し抱きつくような容をとってくれる・・・まるで大丈夫・・謝らなくてもいいからと許してくれるように・・・。 「好きだよ・・好きだ・・!ルルーシュ!」 こんな言葉を出してするのも初めてなんじゃないか・・いや、何回かあるかもしれないがそれは意図して言葉にしていただけ・・こんな風に心から言った事なんていままでなかったんじゃないか・・?こんなに・・こんなに・・溢れるような気持ちで人を抱いた事は・・絶対に初めてだ・・・。 何回目かわからない「終わり」が近づくと絶えず声を出しているルルーシュの声がさらに甲高く・・そして何時間もの行為で啼き続けているために少し掠れた声・・そんな声を聞きますます熱が増す。 体が・・つながっている部分が熱くて、もう自分が熱いのか、ルルーシュの中が熱いのか、それさえわからないことが心地よくて・・・。 高まる絶頂に身体を震わせるとルルーシュの足が自分の腰に巻きついてくる・・その無意識な仕草にまた満たせれて・・そして煽られて・・また僕はルルーシュに襲い掛かるように喰らい付く・・ そんな無体とも言える行為の最中ずっと啼き声と共に自分の名前を読んでくれるルルーシュ・・愛しそうに・・そして艶っぽく・・「スザク」と・・・。 ++++++++++++++++++++++ 右半身に暖かな重みがある・・。 少し目を開けようとしても何かけだるくて瞼がなかなか開かない。そんな目を無理やり開くために左手でごしごしと目を擦り軽く気伸びをする。 「ん・・・・」 右半身の重みの原因がわかると途端に恥ずかしさのような、申し訳ない気持ちがあふれ出す・・。 昨日・・というか数時間前までその重みの原因、ルルーシュにとても自分本意なセックスを強要していた・・思い出すと本当にひどい・・あの後ルルーシュが気を失っても揺さぶって引き戻すという事を何度もした気がする・・。そして最後には2人して眠るように落ちたんだ・・。 「(うわ・・身体ひどいな・・)」 まるで惨事の後のような自分とルルーシュの身体、後処理しないでつぶれたなんて初めてで・・まさか自分がセックスでこんな風につぶれるなんて思ってもない事で・・。 「ん・・すざく・・?」 目をうっすらと開いてアメジストの瞳を少し覗かせるルルーシュがひどくかすれた声で自分の名前を呼ぶ。 そんな可哀相とも取れる声にまた自分が欲情を示しそうな事に気付き慌てて気持ちを切り替える・・さすがに「また」なんて・・どうかしてる・・。 「おはよう・・ごめんね、声・・それに身体・・つらいでしょう?」 ルルーシュの頬に掛かっている髪を優しく撫でるように言うとその頬が一気に紅潮した。きっと色々と思い出したんだろう。そんな表情まで綺麗で・・可愛い・・。 「こ、この位平気だ・・・」 「ごめん・・僕があんなにしたから・・」 「あ、謝る事なんか・・してないっ!・・大丈夫だといっている・・」 少し強がったように言うルルーシュを軽々と抱き上げる 「え・・ほわああああああああ!・・げほごほっ」 叫び声をあげると負担があった喉に余計にダメージがかかり咳き込んでしまう 「暴れないで、大人しくしててくれる?お風呂場行って洗わないと・・僕も君もひどい状態だよ」 声も表情も自然に優しく甘いものになっているスザクに「ぐっ・・」と何もいえなくなってしまうルルーシュ。それに自分で立てるなんて気がしなくておとなしくそのまま抱かれバスルームへ連れて行かれた。 2人で湯船に入ると少し狭いがしょうがない・・ルルーシュは支えがないと座っても居られないから。 そのまま汚れも洗い温かい湯に身を任せる。 「ルルーシュ・・つらい所ない?」 「・・・ない。」 絶対に嘘だとわかる・・きっと初めてだった・・いや、絶対に初めてだっただろう・・。それが何回と分らないほど追い立てられ、気を失うまで・・気を失ってからも引き戻し続けたその行為を全て許してくれているのだろうか・・・。 「ねぇ・・ルルー・・」 「俺は・・・!」 スザクの言葉を遮ってルルーシュが擦れた声を少し荒げる 「俺は・・ずっとお前が好きだった・・・だから・・お前にその・・された事に嫌なんて言わない・・・で、でも・・その・・これからは回数・・抑えてくれると・・その・・助かる・・」 少しずつ擦れた言葉で紡いでいくとその頬はどんどんと赤くなり最後には耳まで赤くしているルルーシュに後ろからしか見えないスザクでもその変化がわかった。 「ルルーシュ・・それって・・・」 スザクの気持ちは嬉しさが半分・・残りの半分は・・虚しさ・・・。 だってそうだろう・・ルルーシュはスザクの為に作られた「人間」ずっと前からなんてその設定でしかない・・ルルーシュの気持ちは本当の気持ちなのかさえ疑うべきなのに・・それに居なくなる事が分っているのに・・それなのにこんなにも求めてしまう自分は・・本当に惨めな「人間」だ。 ++++++++++++++++ その日一日は浮いたり沈んだり・・気持ちの変化が色々だったが少しでもルルーシュと居る時間を楽しみたい・・そうはじめから思っていたじゃないかと言う事を思い出しルルーシュが自分を思ってくれている・・その事だけに思いをはせ自分も「ルルーシュ」を見よう・・あと12日は僕の「恋人」・・・。 100218 修正。2,3回じゃ絶対にスザクのアレは収まらないと思っている!!こう思ってるスザルラーは私だけじゃないはず!!← |