そうだ!温泉に行こう!!


【設定】
・生徒会メンバーで温泉旅行!
・ルルとスザクは秘密で付き合ってるけど皆本当は知ってる
・知らないのはルルだけ←
・珍しく本編設定です
・でも時間背景はどこなんだろう・・・


と簡単な設定はこれくらいで良いや(ぉぃ
ただ単にお風呂えちが書きたくて始めたから←←





〜序章〜


「日本の情緒を感じたい〜!!」

書類整理という永遠とも思える作業をしていた最中ミレイが突然発したこの言葉・・・。
そこからスザクに質問がされた。

「日本にすんでるんだからやっぱりそういう所いってみたいじゃない!!どこかいいところ知らないの?」

そんな大雑把な質問をされたスザクは戸惑いながらも「温泉とかですか・・?」と咄嗟に思い浮かんだ旅行先を口にしたのだがそれがお祭り好きなこの生徒会長に火をつけたらしい。

「そうね!!よしっ生徒会慰安旅行は温泉に決定っっ!」

「慰安旅行って・・・その経費はどこから出るんですか・・・?生徒会の予算はこの間やった祭でギリギリですよ・・・。」

生徒会の経費から当たり前のように引くつもりのミレイにルルーシュが質問する

「それは・・・・ガッツ!!でどうにかなるわよ!!」

そんな事を言うミレイにそこにいる誰もがそれはどうにもならない・・・と思ったのは言うまでも無い事だった・・・が、しかしミレイの言うとおり何とかなってしまい今ルルーシュ達は山間にあるこじんまりとはしているが中々風情のある旅館に到着してしまったのだ。

「着いちゃったね・・・」

「あぁ・・・着いたな・・・。」

スザクとルルーシュは不思議な気持ちで旅館の前に立っていた

「ま、まぁ・・折角来れたんだから楽しもうね!ルルーシュ。」

「そうだな・・・折角ナナリーが快く送り出してくれたんだからな・・。良い土産が置いていればいいんだが・・・」

そんなルルーシュを見て少し気分が落ちるスザク・・・。仮にも恋人と一緒に旅行に(邪魔な物が多いが)来ているのにナナリーの事ばかり話すルルーシュ・・・・。
ぶつぶつとまだ土産の事を考えているような彼に近づき耳元で囁く

「僕はルルーシュの浴衣姿が楽しみだな・・・それを脱がすのも・・」

吐息混じりに言うと耳の弱いルルーシュの顔が一気に赤面しスザクとの距離を離す

「・・・あれ、ルル顔赤いけどどうしたの?」

シャーリーが気付き声をかけてくる

「な、なんでもないんだよ。シャーリー・・・」

平常心を保とうと努力するがカミまくっているルルーシュ

「そう?具合悪いんじゃないといいんだけど・・」

心配そうに聞くシャーリーにルルーシュの代わりにスザクが答える

「僕がルルーシュに「此処は混浴だよ」って言ったら赤くなっちゃったんだ!だから心配要らないよ!」

にこにこと話しているスザクをキッと睨み付けるルルーシュそんなルルーシュにシャーリーが止めを刺す

「ルルのエッチ!!」

「ご・・・誤解だ!!そんな冗談・・・」

そんなやり取りを見てたミレイが話しをわってはいる

「スザク君のは冗談じゃなくて本当のことよ〜ぉん♪・・ただし水着着用だけどね☆」

「あぁ、そうなんですか・・・・ってえぇ?!」

「あれっ?なんだスザクから聞かなかったのか?ルルーシュ」

リヴァルからそういわれてまたスザクをにらみ見る・・・

「あ・・・ルルーシュに言うの忘れてたね・・ごめんね!ルルーシュ!!」

まるで悪びれている様子など微塵も無い・・・満面の笑み・・・。

「「(わざとだな・・・)」」

ミレイもリヴァルもそう思ったが声には出さなかった。
ルルーシュに至っては怒りで声も出ないといったところか・・・。

「ま、まぁ・・・皆こんなとこいつまでもいないで早くはいろうよ・・・!」

「私チェックイン済ませてい来るから・・・」


シャーリーとニーナが場の雰囲気が悪い事も気にして早く入ろうと急かす。

こうして生徒会慰安旅行と命名された。ただの旅行が始まったわけだが・・・
先行き不安な気持ちの一行・・・その不安の矛先はこのバカップルの事だとは当の二人は知るはずが無い・・・一名は確実に。






10/02/11 修正。