注意!

・ゼロレク前のスザクの心境的なもの・・?
・暗い・・というかなんと言うか・・・。
・シリアス目指したわけでもないんだけど・・何となく感傷的;;
・私の気持ちが不安定←(知らんがな;;
・あ、めちゃ短いです;;;





〜私の中のあなた。〜



君と分かり合えてると思っていたのに…。実際はちっともわかってなんていなかった。
「君」を見ているようでまったく見てない僕は、僕自身の中の勝手な想像の「君」をずっと見ていた。

「君」はつよい・「君」は優しい・「君」は綺麗・「君」は嘘つき・君は…。

君の事なら休むことなく出てくる言葉。君の事なら何だって一番に知っている。

そんな僕の勝手な思い込み…。すれ違ってきた事に気付かない振りをした自分への罰。君への思いに嘘をついた自分への罰。君へ・・・伝えなかった僕の後悔。もう何もかもが遅すぎる「想い」。

後ろから見る君の姿は一年前と何も変わっていないのに今の僕たちはこんなにも遠い。それは、自分を許せないから…君を許してあげられないから。許してはいけないから…。
意固地になるくらい自分に言い聞かせるように何度も何度も自分に言う。

…でもいいんだ。今の僕たちには「約束」があるから、、でも…その約束のときがたら??
自分は一体どうなってしまうんだろう・・・。

君を失ってからの僕は一体何を思うのだろう・・・。

君以外のことを考えられるようになるのだろうか・・・。

・・・いや、きっと僕は今も昔も・・これから先ずっと君の事を考えていくと思う。
だって・・・僕にとって「君」は僕の全てだったから…。

君はいつだったかこう言った・・・

「本当の中にほんの少し嘘を入れる事がリアリティのある嘘になる」

聞いた時はそんな事にまでこだわりがあるなんてとかちょっと思ったけど・・・

今はよくわかるよ…だって今の僕自身がその言葉そのものだといってもいいから…。

抜ける様な綺麗な青空に白い雲が浮かぶ・・・こんな風に空を眺めたのはいつ振りだろう…今まで空は爆風と殺気にまみれた場所だったから・・・。

君と見る最後の空がこの綺麗な青空だった事に少しだけ感謝をしてこれから続く僕自身の「仮面」をかぶる。

「約束」を果たすその時の為に・・。





100218  修正。突発シリアスでした。