| 【ヘタレ攻め×襲い受け】(リヴァルル) ・リヴァルとスザクは中学からの同級生 ・ルルーシュは高校二年の時に転校してきた ・ルルーシュとスザクは昔幼馴染だった ・スザクは大会(「何の」とかはしらん←)が近い為に強化合宿中 ・3人は仲良し。 ※ルルーシュが大変キャラ崩壊(?)誘い受けというよりこれただのビッ○ この関係に名前をつけたら? スザクが合宿に行ってしまい一週間。 友人に会えない寂しさはあるが、あまり変わらない生活をしていたリヴァル。 でも、その日常が日を追う毎に変わっていく事に気がつく…。 原因はリヴァルのもう一人の親しい友人。 その友人の落ち着かない様子が気になり、目についてしまう。というか、普段落ち着き過ぎてる彼の様子が変われば目立つのは仕方がない。 二週間目、リヴァルは彼と目が合うことが増えた。話していても視線がいつもと違い気になってしまう。 三週間目、彼がリヴァルに触れるのが多くなり、一層の違和感…。そして、友達に対して決して抱かない衝動を感じてしまっていたリヴァル。 自分の気のせい。と頑なにその事に気付かないようにしていたのに事態は一変した。 「なぁ、触ってくれないのか?ずっと誘ってあげてたのに…」 生徒会の資料室の中。 落ちたプリントを拾い上げようと屈み込んで手を伸ばした時だった。 俺の手に少し冷たい彼の白い手が触れ、艶のある声でそう囁やかれたのだ。 「…っ」 いきなり言われた言葉の意味がわからず言葉に詰まってしまう。 そんな俺に妖艶な笑みを浮かべる友人…。 その薄く開いた唇が自分のへとゆっくり近づいてくる。 それを拒む事は出来なかった。 むしろ、一度触れたその瞬間から自ら進んでその唇を貪ってしまっていた。 「…っはぁ…これだけでいいのか?もっと先も…な?」 薄く、やわらかい唇に夢中になっていた俺に彼はまた一層妖しく笑み、その先を促す言葉を口にする。 言葉を紡ぎながら彼は自身の制服に手を掛けていく…だんだんと目の前に晒されていく白い肌。 同じ人種のはずなのに彼の肌は自分のものとは比べ物にならないくらい白く、透き通っていた。 その白い肌が熱を持っているのだろうか…ほんのり朱に染まっているのを見て無意識に喉を鳴らしてしまう。 「身体…熱いんだ、鎮めるの手伝って…?」 ワイシャツを肌蹴させた彼の胸元に自分の手を導かれ、その熱さを確認させるように触れさせられた。 白い肌は指に吸い付く程肌理が細かい、少し火照ってしっとりとした肌は触っていてとても気持ちがいい…気が付くとその肌の感触を確かめるように手が肌の上を滑っていた。 「っん…!そんな触り方じゃ、たり、ないぞ…?」 上着を脱ぎつつ挑発的な目で誘う彼…その色香を含んだアメジストに抵抗等出来るはずが無く…する術も無く、自ら彼を組み開いていってしまった…。 夕日もすっかり沈んだ資料室の中。 自分のしてしまったことの罪悪感に押しつぶされそうになっていると… 「お前意外と鈍いんだな、俺の誘いにこんなに長く耐えた奴は初めてだ」 衣服の乱れを完璧になおし終えた彼がいたずらに微笑みながら俺に話してきた。 「…え?」 彼が言った言葉の意味を考えると、他の奴にも同じように「誘い」をかけてみたことがある。そして、他の者は自分よりもあっさりとその「誘い」にひっかかったという事だろうか…。 「まぁ、最近はあいつに頼んでたからその必要なかったんだが…いなくては他を探すまでだろう?それにお前、意外とあの時は積極的なんだな」 資料室のドアを開けながら横目に話す彼の言葉で顔に熱が篭る。 「ふふっ身体、空いてる時にまた…な?」 俺の様子を楽しそうに見た後、資料室から出てドアを閉めながらまたアメジストの目を妖しく光らせて言う彼…。 その彼に何も言えず遠くなっていく足音を聞ながら掌を顔に当て、棚にもたれかかりため息を吐いた。 一人になった資料室は埃っぽさと夏の前の湿気が不快にしか感じられないのに…。 何故かこの場から動けず、思い出す事は友人だと思っていた彼の甘い声と香り。 そして、気になるのは「あいつに頼んでいた」という言葉と、「また」という言葉。 俺は明日からどうやって「友達」二人と顔をあわせよう…。 あとがき(気になった方だけ反転してください) |