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ギアスの世界なんて全然関係ない・・・・。思いっきりパラレル☆
幼馴染の2人のお話。
!!!!注意!!!
途中ルル×スザっぽいものがありますが完全なるスザ×ルルです。

でもルルは断固右側!!攻めるなんてありえない!とか誘いうけなんて言語道断な方は申し訳ないんですが回れ右して下さい。



気付いたこと



セミが忙しなくなく夏の午後、外は陽炎まで見える暑い日・・・スザクはクーラーの効いた涼しい幼馴染のルルーシュの部屋のベットの上で今までにないくらいの苦悩に耐えていた。昔から両親が仲がいい為自分たちも仲は良かったが…最近ルルーシュの様子がおかしい。
学園でもそうだ、なぜか避けられている…。

かと思えば今日のように急に家へ呼ばれる。そして何か思いつめているような顔でスザクを見て話しをしようとしない。
いくら小さい時からの仲でもこの異様な沈黙には耐えられない・・。
空気が重い中スザクが中々開かない口を動かす。

「ル、ルルーシュ?最近なんかあったの?」

何とか作った笑顔でルルーシュに質問するがルルーシュの顔はまだ強張ったまま自分の向かいに座っている。

「…最近変だよ。ルルーシュ…なんか僕の事も避けてるし…僕何かしたっけ?」

シュンとわざとらしくうなだれて見せると慌ててルルーシュが話し始める。

「ち、違うんだ・・スザクがいけないわけではなくて・・その・・・」

「その・・・なに?」

畳み掛けるように聞くスザクにもごもごとしながら話し始めたルルーシュからは信じられない言葉だった。

「俺はスザクが好きなんだ・・・」

この言葉を聞き、驚きで言葉がでなくなってしまった。


「気持ち悪いよな・・・わかってるんだ。だけどどうしても気がすまなくて…。」

そういいながら思考が停止してしまっているスザクに近づき頬を撫でる。

「嫌いになってくれてかまわない・・一回だけ触れさせてくれ」

スザクは抵抗しようと思ったがあまりにもルルーシュが必死で、それに今にも泣き出しそうなくらい目を赤くしていたのがとても可愛く見えてしまいされるがままにしていた。

ルルーシュがスザクの服に手を掛ける。シャツの前を開けられ、ズボンも脱がされる。

「ごめんスザク・・」

そういうルルーシュの手が震えていた。

スザクのモノをたたせるとルルーシュも自分のモノも合わせ一緒に扱き始める。

「・・・んっ・・・ふっ・・・」

赤く染まったルルーシュの綺麗な顔が快感でゆがむ表情や時々もれるルルーシュの吐息にスザクはとても興奮した。

そしてどちらからともなくお互いに果てた・・・ルルーシュがその汚れをふき取りながらスザクに話しかける

「本当にすまない…もう友達とも思われなくてかまわないから…」

情事の後で頬が赤く染まっていて悲しそうに眉をひそめるルルーシュを見てスザクは下半身に疼きを感じる・・・きっと自覚はなかったがスザク自信もルルーシュが好きだったのだ。
普段潔癖なルルーシュがスザクと自分自身の汚れを拭いているのを見ていてもそれは嫌悪感なんてまったくなく余計に欲を掻き立てられた。
スザクは汚れを取っている手を掴みベットにルルーシュを組み敷き押さえつける。

「これだけ?・・・随分あっさりしてるんだね。僕は続きもしたいな」

ニヤリと音のしそうな笑みを浮かべてキスをするスザクに今度はルルーシュが固まった。

「…え??ちょっと、待て!続きってなんだ・・なんで服脱がす・・・っ!!」

唇を塞ぎながら服のすそから手を入れるスザクにルルーシュが慌てる

「ん?だって僕の事好きなんでしょう?・・だったら別にしてもいいよね?セックス。」

「セ・・・そんな、出来るわけないだろう・・男同士で・・・」

顔を赤らめながら言うルルーシュをスザクは不審に思う・・さっきまで自分の事を襲って(?)いたんだからそれくらいわかってやっているものかと思ったのだが・・・

「まさか知らないで僕の事襲ったの?」

「あれくらいしか出来ないものだろう?男同士では・・」

耳まで赤くなるルルーシュをみて本当に可愛いと思ってしまうスザクはもう止まれそうになかった。

「じゃぁ教えてあげるよ・・・僕に任せてね・・・」

「え・・・ちょ・・・まって・・・うあぁぁ!!!!」


+++++++++++++++++


時間がどれくらいたったのだろう・・・うるさく泣いていたセミはヒグラシの涼しげな音に変わり日も落ちてきて涼しい風が通り始めていた。

「ルルーシュおこらないでよぉ」

「お前なんて知るか・・・さっきのは気の迷いだ。お前なんて好きじゃない。」

シーツに包まれながら枕に顔をうずめているルルーシュの頭をよしよしとスザクが撫でる。

「ひどいなぁ・・・でも気持ちよかったんでしょう?」

ルルーシュの耳元で普段より低い声で言ってみると顔は見えないが耳まで赤くしているルルーシュが体を丸めて聞こえないフリをする。
そんな姿を見て素直じゃないなとスザクは思うがそれも今のうち・・・これからたっぷりと変えていこう。と思っているのであった。



あとがき

いや・・びっくりした・・・思った以上に恥ずかしい。
でも書けて満足w
ルルーシュはスザクが好きで自分から手を出してもこれくらいの今しか出来ないと思うんですよ・・・。きっと。
そんなんだったらいいなと思った。それでスザクが火をつけられちゃえばいいなと☆