【設定】
・物凄く誘いうけが書きたかったために出来たもの
・誘い受けを何か勘違いしているらしい作者が書いたもの
・「・・・ちがうっ!こんなの俺じゃないっ!!」と作者の脳内ルルが言っています。
・「僕はおいしかったです」・・・と脳内スザクが(ry
・ギャグか何かだと思います
・細かいことは気にしちゃ駄目。絶対。
・後編はR18!!
どうしたら手に入るか・・・最近はこんな事ばかり考えている。
スザクは頑固だ・・・自分も一度決めた事は覆すつもりはないが・・・それでも頭が固すぎる。
どうすればあいつを自分の手中に収められるか・・・
パソコンの画面越しに自分の顔を見てそんな事を考えているとベットに寝そべりながらピザを食べ居るCCが鬱陶しいといわんばかりのため息をつき話しかけてくる。
「お前は何をまたそんな難しい顔をしているのだ・・・辛気臭い顔でピザがまずくなる・・」
「うるさいぞCC・・!それに行儀が悪い。ベットの上でピザを食うなっ」
人が考え込んでいる時に邪魔をしないで欲しい・・・
「ほぉ〜そんな態度でいいのか?ぼうや・・・どうせあの枢木スザクの事で悩んでいるんだろう?私にいい考えがあるというのに・・・お前のその態度では教えないことにしよう・・。」
「はっ・・お前の考え付く事だどうせろくでもないことだろう。聞く価値ないな・・・。」
あざ笑うように鼻で笑う
「ほぅ・・・それはお前には無理と言う事だな。まぁきっと出来ないから聞くまででもないよ。せいぜいそのいい頭を使って作戦を立ててくれ」
ピザを食べ終わりベットに寝そべっていた体をくるんと向きを変え寝返りをするCCの言い方に腹が立ちルルーシュが食いかかる。
「俺に出来ない事はないっ!お前が考え付く作戦くらい軽くこなして見せるさっ!」
ふははははははとなんともいえない笑いをするルルーシュにCCがルルーシュには見えないところで満足そうに笑みを作る。
〜全部欲しい!〜
こんばんわ・・・枢木スザクです。
今僕は七年振りに会った幼馴染の部屋に来ています・・・。
先日アッシュフォード学園に転入してから何度かクラブハウスの方には遊びに来ていましたが部屋に入るのははじめてで・・・少し緊張しています。
今日はナナリーも喜ぶからと夕飯に誘われてここにきたんですが・・明日は軍も休みということもあり二人で久しぶりに話そうということになり・・・。
「スザク、少し飲まないか?」
ルルーシュはお酒のモノとわかるそのビンとグラス二個を器用に持って部屋に戻ってきた。
「あ・・・うん。少しなら・・・」
こんなに緊張してるのは訳がある。僕が彼…ルルーシュを好きな事だ。
…でもきっと伝える事はない・・。
そんな風に思っているスザクにはまったく気付く事はなくルルーシュは最近の事や昔の事・・・他愛ない世間話をお酒を飲みながら話している。
だが普段と変わらない様に話しているルルーシュ自身はCCからの作戦の事で頭がいっぱいだった。
(「お前は嫌味なほどにお綺麗な顔をしているんだ。その武器を使って枢木を落とせばいいだろう・・そうしてしまえばきっとお前に甘くなると思うぞ・・・」)
そんな事あるわけないとはじめはCCに言っていたんだが話をするごとに丸め込まれてしまった感がある・・・それに最後は俺にはスザクは落とせないとまで言ったあの魔女を見返すために俺は今この状態まで持ってきたんだ!
スザクにその気はなくても酒で酔わせてしまえば好きと言わせることなど簡単だろう・・・!
そうだ!スザクに俺の事がすきだといった証拠さえあれば俺の面子は保たれるんだ・・!
意気込みながら思い机に証拠になるボイスレコーダーをチラリとみる
「少し熱くなってきたね・・・」
パタパタと手で顔に風を送るスザク。その様子を見て窓を開けるといい立とうとした時に足元がふらつく・・・そんなに飲んでいるつもりはなかったが考え込んで昨日あまり寝ていないために酔いが早くなっているらしい。
「っと―」
倒れる・・!と思った瞬間にスザクに支えられ何とか転ばずにすんだ
「大丈夫?少し飲みすぎた?」
そう優しく微笑むスザクに懐かしさがこみ上げる・・・七年前はこの笑顔がいつも傍にあった・・初めての友達で・・・初めて他人を好きになれた。
そんな事を思い出すと涙腺が熱くなる・・・。今は昔と違い俺たちの距離は遠いい・・こんなにそばにいても・・・。
感傷的になっているとスザクが心配そうな声でルルーシュに尋ねる
「どうしたの?そんな顔して・・・」
「え・・あ、いや・・・なんでもない・・。」
自分がどんな顔していたかわからないがスザクの不安そうな顔でどれだけ自分が情けない顔をしていたかがよくわかる・・・。
「ただ・・・スザクだなと思って。」
そう笑いかけるとスザクも不安そうな顔から笑顔に変わる
「どうしたの?本当に・・」
優しい笑顔を見ていると安心する・・・ルルーシュは支えられている手に手を重ねる
「俺はお前が全部欲しいよ・・・」
スザクの目を見て目を細めながら言う。そうするとスザクが驚いた顔をしている
「ル・・・ルルーシュ?本当に酔ってるね・・・」
困ったように笑いながら重ねた手を握られる
「・・・スザク??」
何か困っている様子のスザクに首をかしげ話しかける。といきなり押し倒される
「ほわぁっ!!」
「我慢してたのに・・・そんな事いわれたらもう無理だよ…!」
ルルーシュを組み敷き自分の首もとのボタンをはずしていく・・・
+++++++++++++++++++
「(この状況はなんだ・・・?何で俺は床に寝ている??)」
予期しない状況に弱い自分の頭がオーバーヒートする。
「・・・ルルーシュがそのつもりなら・・」
そういいながらキスされる
「(!!な・・・なんで・・??キス??・・・という事は何かしら俺に好意があるのか?・・・このまま黙っていれば証拠が取れる・・・か?)」
そんな事を考えて抵抗はしなかった・・・抵抗を見せないルルーシュにスザクは了承が得れたと思い事を進める。
「ふぅっ・・・」
口の中を下で撫でられると息と一緒に声が漏れる
ま・・まだか・・?
そうしているとスザクの手が服の中にはいり胸の辺りを弄る。
「や・・・!」
肌を触られるなれない感覚に少しの抵抗をするがスザクは気に留めるでもなく触り続けどんどんと事を進められていく・・・ズボンが脱がされ下着は足にかかっているだけ・・・
ルルーシュ自身はスザクの手によって濡らされている
自分でもあまりすることのない感覚と先ほどの酒が回っているのか思考が低下していく・・・ただ単純に快感だけが体を支配し始める。
そんな風に感じているルルーシュをみて安心するスザクはさらにこの先の為の準備をする・・・
「ひゃ・・!!なっ、そ・・そんなとこさわるな・・・っ!」
下半身の奥の蕾に触れられ驚き声を上げるルルーシュ
「でもここちゃんと慣らさないと・・・ね」
言い聞かせるように言いながら指を進めるスザクはもう片方の開いている手でルルーシュ自身も扱く
「ふ、あ、あっ!!」
指が入ってくる感覚と扱かれる快感に声が出る・・・(お・・・俺・・何してたんだっけ・・?)
「傷つけたくないから・・もう少し我慢してね・・」
そういって奥に入ってくる指が増やされる
「んっ!・・・はんっ、んっ!!」
その指が奥の壁を擦ると今までとは違う快感が襲う・・・
(あ・・・そうだ。俺の事好きって言ってくれるの待ってたんだ・・・・なんでこんな事になったんだ・・?)
当初の目的を頭の隅で思い出すが体の熱は増すばかりで深くに沈んでしまった思考は戻ってこない・・
「ルルーシュ・・・もういい・・かな?」
そう言って当てられた物は指よりも太くて体温より熱い物だった
でもその意味がぼやけている頭ではよくわかっていなくてルルーシュの思っていることは早く好きといってもらうことでいっぱいだった
「・も・・い、いから・・・はやく・い・・」(どうでもいいから早く言え)
息が上がっていてうまく言葉に出来ない・・・こんな苦しいのはもう耐えられない。
早く好きと言えといいそうになった時に出てきた言葉はスザクに誤解を与えたらしい。
「早くなんて・・・それじゃぁ・・遠慮なく・・!」
「・・え?―――ひっ、ぃたっ!!」
満足そうに微笑みながら言うスザクに腰を進められると指とは比べられない圧迫感と痛みに襲われる。
でも十分に慣らされたそこはスザクのモノがはいるのに引きつれた様な痛みはあるがほとんど抵抗なく飲み込んでいく
「・・ふっ・・・う、ぅん・・ス、ザクっ!」
痛みで出たのかわからない涙が瞳に溜まりぼやけた視界でスザクを見ると今まで見たことの無いスザクの顔がそこにあった・・・。その表情に自分の胸がドキンっ・・・と反応する。
無意識にスザクの頬に触れるルルーシュ・・・そんなルルーシュを見てスザクは柔らかい微笑みながら
「好きだよ・・・ルルーシュ・・・」
待っていた言葉は吐息のように熱のこもった声で囁かれその熱が伝わってくる様にルルーシュの体も熱くする・・・・
そのまま激しくされていく行為に揺さぶられ熱を高みにまで登らせる…そして二人一緒に果ててしまった。
ルルーシュは薄れていく意識の中で考えた・・。
当初の作戦はまったく意味がなかったが・・・これは・・・うまくいったのか??
〜スザクの気がかり〜
昨日の夜ルルーシュとやってしまいました・・・
あんなふうに可愛く迫られたら我慢できませんでした・・・
でも・・・ひとつ気になるものを見つけてしまった。
気を失ってしまったルルーシュを綺麗に拭きベットに運び、散らばった服を集めている時に机の下に見つけたボイスレコーダー・・・なんでこんな物がルルーシュの部屋に・・・?
いろいろ考えるが結論は出ないな・・・とりあえず僕がもらっておこう・・・(あ、悪い事には使わないですよ・・・)
行きたくないけど・・軍に戻らないと・・・メモ残しておくからいいかな・・?あー行きたくない・・・。可愛い寝顔ずっとみていたい・・・。
〜朝、目が覚めたルルーシュ〜
起きたらスザクはいなかった・・・軍で急に召集がかかったと言う置手紙を見つけた・・・
CCめ・・・こうなるとわかっていたんではないかっ・・?くそっ・・
それに・・・こうなった後でもスザクは軍に行ってしまったな・・・。
きっと俺は・・・いや、まぁ仕方ないか…
それより今は腰やら何やらがとにかく痛む
しかも頭が冷えてから思い出すと・・・羞恥で死にそうだ。
でも…「嫌」では…なかった…?
と、とりあえずそんな事はどうでもいい!CCを見返すための物は撮れたはずだ・・!
!!!!!!!!!!??????????
な・・・!なに?!なくなっている・・・だと!!そんな事・・・なんでだ・・・!!
「嘘だあああああああああああああああああああ!」
その朝クラブハウスで悲惨めいた叫び声が響き渡った。
(10/02/08) 修正。